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合同展示会「rooms PARK」でuragamiの什器が使用されました

アパレル業界や美術関係のイベント・展示会では、棚やラックといった会場を彩るディスプレイ機材――什器が非常に重要です。

しかし、イベント・展示会の開催期間が終わってしまうと什器は廃棄されてしまう、ということも少なくありません。

そういった什器の廃棄問題に取り組む企業が、株式会社uragami(以下、uragami)です。

ファッション展示会「rooms PARK」に参加した、uragamiの什器や取り組みをご紹介します。

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目次

ファッション展示会「rooms PARK」にuragamiが参加

2022年10月13日(木)から16日(日)、[クリエイティブの祭典 rooms]が渋谷ヒカリエ ヒカリエホール9Fにて開催されました。

roomsはファッション、アート、ライフスタイル、フード、インテリアの総合キュレーションイベントで、今回は公園をコンセプトとし、公園をイメージした空間や有機的な素材によるブースデザインを行い、さまざまなブランドが参加。

「rooms PARK」と銘打ち、東京の中心で自然を感じられる空間の中、いま注目すべきブランドが紹介されました。


rooms PARKのコンセプトは公園。会場は自然をイメージした装飾が数多く見られた。

そして、展示会にディスプレイ機材を貸し出すことで、什器の廃棄低減を目指すuragamiも参加。

自社の新しい取り組みを紹介し、さらにrooms PARKへ参加した複数のブランドに什器を提供しました。

uragamiの新しい取り組みとは、株式会社七彩(以下、七彩)との協力により、茶箱を使用した個性派什器を店舗や展示会へ提供する「RE CHABAKO」というプロジェクトです。

RE CHABAKOは、茶箱を積み上げる・組み合わせる・色を乗せるなど、リメイクすることで店舗や展示会などさまざまなシチュエーションに合わせて、個性的かつノスタルジックな新しい空間づくりを演出します。


RE CHABAKOによる展示。茶箱を使った斬新な什器が特徴的。

茶箱をピックアップした理由は、uragamiが数多く所有する独自の背景素材から、環境への負荷低減やリサイクルなどサスティナブルな視点で選択。

今後も茶箱に限らず、uragamiと七彩のセールスポイントを活かした商品協業制作を随時開発していく予定です。

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uragamiがrooms PARKに什器を提供

今回のrooms PARKに参加した複数のブランドに、uragamiは什器を提供しています。

uragamiが提供した什器を利用したブランドの担当者さまから、お話を伺いました。

RIYUUHA?

RIYUUHA?(リユウワ?)は、“大人カワイイ魔法服”をコンセプトにした札幌発のファッションブランド。

ミシンを刺繍化する独自の製法により、丈夫さとデザイン性を両立したデザインとなっています。

また「すべての面に光を当てる」という発想から、1つのアイテムで最大16通りのデザインが楽しめる、という点が最大の特徴で、体型や年齢を問わず身に付けられます。

天然素材にこだわって作られ、環境負荷について考慮されている点も注目です。


RIYUUHA?の展示。デザイン性と丈夫さが両立されている。

uragamiの什器をご利用いただいた理由としては、展示された作品の主張を邪魔することないシンプルなデザインと、アンティークな雰囲気がブランドのイメージに合っていた、という点を挙げられていました。

他にも、洋服をかけるハンガーラックの端にはフックがあり、これを利用すれば限られたスペースの中で、多くの作品を見やすく展示できたのでとても助かった、とのことでした。


ハンガーラックの両端にフックが。より多くのアイテムを展示可能とする。

embland by 村田刺繍所

embland(エンブランド)は、群馬県にある村田刺繍所が発信するアクセサリー&アパレル雑貨ブランドです。

創業67年の歴史を持つ村田刺繍所は、さまざまなアパレルブランドの刺繍加工を行っていますが、作業の際に発生する残糸を利用した作品づくりを開始。

刺繍のみで作られるアクセサリーであることから、金属アレルギーが心配な方でも安心して利用できる他、汚れてしまったときは気軽に洗濯できることが特徴です。

さらに、糸のアクセサリーであることから重さがなく、肩こりがひどい方でも負担なく身に付けられます。


刺繍によるアクセサリー。金属アレルギーや肩こりの方にも優しい。

rooms PARKの展示では、テーブルと椅子、ハンガーラックといったuragamiの什器をご利用いただきました。

今回のブースとemblandに合った雰囲気のものを探していたところ、uragamiが数多くの什器から非常にマッチしたものを提供してくれた、とのことでした。

CR.CACTUS

CR.CACTUS(シーアール カクタス)は、長野県軽井沢にあるジュエリーや雑貨も取り扱うカフェで、rooms PARKではメキシカンシルバージュエリーを展示しました。紹介されていたジュエリーは、銀の生産量が高いことで知られるメキシコで生まれた「Flora María」「GABRIELA SANCHEZ」「CITLALI JOYAS」という3つのブランド。

これらは誕生のストーリーも特徴的で、銀細工の職人として著名な父を持つ3姉妹が、その技術を踏襲しながら自身の感性を取り入れ、それぞれがブランドを展開したというもので、日本で取り扱っているのはCR.CACTUSだけ。天然石とシルバーを組み合わせた、個性あふれるデザインが目を惹きます。


メキシコでは骸骨がメジャーなモチーフであり、アクセサリーも所々で使われている。

今回は、uragamiが提供するテーブルをご利用いただきました。

限られたブーススペースに収まり、作品が目に留まりやすい高さがある什器を探していたところ、条件にあった什器をuragamiが提示してくれた、とのことでした。

また、作品を際立たせるためにも、什器の雰囲気はデコラティブではなく軽すぎないもの、という条件でお探しだったそうですが、uragamiは落ち着きのあるデザインを提供してくれたことも決め手の1つだった、とのことです。

Grosgrain

Grosgrain(グログラン)は、天然の麦わら帽子とウールフェルトの帽子を、老舗麦わら帽子工房とコラボレーションで製作。

国産の天然麦を使った麦わら帽子で、意識的に環境負荷を低減する製品を心がけられています。

その品質とデザインは、海外専門店やセレクトショップからも高い評価を受け、日本国内の他にもオーストラリアやドイツにも取り扱い店舗があるほどです。


Grosgrainの環境に優しい麦わら帽子。

uragamiの什器は、味わいのあるアンティークな雰囲気があり、ブランドを見せるときに魅力を添えてくれる、という評価の他、ブランドに合ったネイチャーな雰囲気を演出する際も大変役立った、とのことです。

杉足場板によるuragamiの空間演出

今回のrooms PARKは会場の空間演出として、杉足場板と木製パレットを多く利用していますが、これもuragamiを通して提供されたものです。

rooms PARKのテーマである「公園」を再現するために、杉足場板と木製パレットは効果的。

ただ足場として利用するのではなく、重ねることや立てかけるといった工夫を凝らすことで、空間を演出しました。


床に敷き詰められた杉足場板は、uragamiとWOODPROによる提供。

これらの杉足場板と木製パレットはuragamiと広島県の木製品のメーカー、WOODPRO(ウッドプロ)が業務提携して提供したものです。

過酷な現場で使用される杉足場板の平均寿命は3~5年程度と言われています。

しかし、WOODPROは寿命として廃棄されてしまう杉足場板のリユースを1999年から開始。


杉足場板や木製パレットをさまざまな形でディスプレイすることで空間を演出する。

家具や内装建材にアップサイクル、バイオマス燃料としてリサイクルなど、サスティナブルな取り組みにチャレンジを続け、杉足場板の持続可能性を見出しています。

店舗やイベントで什器が必要ならuragamiへ

このように、uragamiは什器のリースからイベントの空間づくりのお手伝いなど、サスティナブルかつクリエイティブな取り組みを行っています。

什器の種類はアンティークからレトロ、和物などさまざまなものがあり、あらゆる空間の演出が可能です。

イベントや展示会では、開催期間が終了した後、什器が廃棄されてしまうことが少なくありませんが、uragamiをご利用いただければ、資源の消費を抑えてサスティナブルな展示となります。

店舗の装飾やイベント展示による什器の利用でお困りでしたら、ぜひuragamiまでご相談ください。

什器のリース・買取 株式会社uragami https://uragami-re.com

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