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ブラジャーを捨てるタイミングは?安心のリサイクル処分とは

突然ですが、みなさんはブラジャーをどんなタイミングで、どのように処分していますか?ブラジャーは普通のゴミとは違って、人に見られたくないものなので、処分の方法に困っている方もいるのではないでしょうか。

ブラジャーの処分方法は、ゴミ箱に捨てるだけではないのをご存じでしょうか?実は人に見られる心配もなく、安心してリサイクルできるしくみがあるのです。

そこで今回は、ブラジャーを処分するタイミングから、リサイクルを含むブラジャーの処分方法まで詳しくご紹介します!

目次

ブラジャーを処分するタイミングと方法をご紹介

まずはブラジャーを処分するタイミングとその方法について、解説します!

正しい処分のタイミング

正しい処分のタイミングは、見た目と体へのフィット感で決まります。

見た目でわかるチェックポイント

見た目でチェックするときは、以下のような4つのポイントをチェックしてみましょう。

  1. カップの形が歪んでいる
  2. カップがシワシワになっている
  3. アンダーバストの生地が伸びている
  4. ワイヤーが曲がっている

カップやワイヤーの変形、生地の伸びは、バストをしっかりとホールドできないため、バストの形が崩れる原因になります。こまめにチェックしましょう。

体に合わなくなったとき

見た目だけではなく、体へのフィット感のチェックも大切です。着けたときに、以下の6つのようなことが起きていませんか?

  1. 体をひねるとカップと胸の間に隙間ができる
  2. 腕を動かしているとカップの脇からお肉が出る
  3. 両腕を上げるとカップが上にずれる
  4. 肩紐が落ちてくる
  5. ジャンプしたときに胸が大きく揺れる
  6. 前にかがむとブラジャーの後ろが上にずれる

ブラジャーは一日中つけているものなので、ちょっとした違和感があるだけでも気になってしまいがちです。肩紐が落ちてくることは気づきやすいですが、カップに隙間ができるかどうかは、意識しないと気づきにくいかもしれません。お風呂前にチェックしてみるのもいいですね。

処分の時期

ブラジャーを処分するまでの着用回数の目安は、およそ100回と言われています。1週間に2回着けていると約1年、1回であれば約2年で処分の対象になります。着け心地に違和感がなくても、1~2年で処分することを目安にしましょう。

正しい処分方法

ゴミとして処分する場合、以下のような手順であれば、人の目に触れずに安心して処分できます。

  1. ハサミでワイヤー部分の生地の端を切り、ワイヤーを出す
  2. ブラジャーの形のまま捨てるのが気になる方は、ブラジャーをハサミで細かく切る
  3. ブラジャーを新聞紙で包んだり、紙袋に入れたりしてから、燃えるゴミに出す

胸のパッドはお掃除にも使えるので、とっておくと便利です。コンロの油汚れや、靴磨きに使いやすいサイズで、汚れも落ちやすいですよ。

世間の女性はブラジャーの処分をどうしているの?

ブラジャーを正しく処分するタイミングや、処分方法を知らない人は多いのはないでしょうか。ここでは、世間の女性がどのようなタイミングや方法で処理をしているのかを調べた、アンケート結果をご紹介します!

世間の女性はどんなタイミングで処分しているか

下着販売メーカーの「ワコール」が運営する会員情報サイト「MyWacoal」が、2019年2月1日~2月28日の期間、4,233人の女性に「ブラジャーを処分するタイミング」を調査したところ、以下のような結果になりました。

  • 伸びてゆるくなったから…46%
  • ワイヤーが曲がったから…15%
  • 生地やレースが破れたから…14%
  • 新しいブラを買ったから…11%
  • サイズが合わなくなったから…7%
  • その他…7%

1日に何度も胸の位置のズレを直したり、いつも留めているホックの位置ではゆるくなったり、肩紐が伸びてきたと感じたり、ワイヤーが体に当たって痛かったりと、見た目よりも、着け心地が悪くなったときを目安にして、処分している人が多いようです。

参考:ワコール ブラジャーをすてるタイミングは? -「使い方」アンケート

世間の女性はブラジャーの処分方法をどうしているか

「MyWacoal」が2018年11月1日~11月30日の期間、4,107人の女性に「ブラジャーの処分方法」についてアンケートを集計したところ、以下のような結果になりました。

  • ブラとわからないように包んでゴミ箱へ…60%
  • ワコールのブラリサイクルへ…14%
  • そのままゴミ箱へ…11%
  • 燃えるゴミと燃えないゴミに分解してゴミ箱へ…10%
  • その他…5%

ブラジャーだとわからないように、紙袋に入れて捨てている人が多いようです。やはり誰かに見られたくないという思いから、処分方法に悩む女性が多いのですね。しかし2位に多い処分方法に、「ワコールのブラリサイクルへ」という結果が。

なんとブラジャーは、リサイクルが可能なのです。

参考:ワコール 使えなくなったブラ、どうしてる? -「使い方」アンケート

ブラジャーの処分方法は捨てるだけじゃない!安心してリサイクルできる方法!

ブラジャーのリサイクルとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。ブラジャーのリサイクルを実施している2つの企業をご紹介します。

ワコールの「ワコールブラリサイクル」

下着販売メーカーのワコールでは、2008年から「ワコールブラリサイクル」をおこなっています。ワコールの各店舗で配布されている「ブラ・リサイクルバッグ」(別の袋では不可)に、封ができるだけのブラジャーを入れて、店舗のスタッフに渡すだけでリサイクルが可能です。ワコール以外のブランドのブラジャーも対象のため、タンスに眠っているブラジャーを一掃することができます。

2018年度は、2018年12月1日~2019年3月31日の期間にブラジャーの回収を行い、回収実績は265,400枚となりました。

回収されたブラジャーは、開封されることなくリサイクル工場でRPF(石炭よりも約30%のCO2削減ができるリサイクル固形燃料のこと)に生まれ変わった後、製紙会社の燃料として再利用されています。

当活動は2019年度からは、毎年12月1日~翌年の3月31日の期間で行っています。次回の「ワコールブラリサイクル」を、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

参考:ワコール ブラ・リサイクル

Chut! INTIMATES(シュット!インティメイツ)の「ブラジャー回収キャンペーン」

下着ブランドの「Chut! INTIMATES」でもワコールと同様に、定期的に不要になったブラジャーを回収する「ブラジャー回収キャンペーン」を行っています。2019年3月に行ったキャンペーンでは、5,640枚のブラジャーを回収できたそうです。

当キャンペーンでも、各店舗にて回収専用の袋が配布されていますが、専用の袋でなくても回収可能とのこと。もちろんどのブランドのブラジャーでも、回収の対象となります。

袋に入れたブラジャーを各店舗のスタッフに渡すと、持ち込んだ当日に買い物した商品が500円引きになるうれしいサービスもあるそうです(時期や店舗により実施していないこともあります)。

回収されたブラジャーは、リサイクル工場へと運ばれ、袋を開封されることなくRPFになるとのこと。加工されたRPFは、製紙会社で石炭の代替燃料として利用されています。

店舗に問い合わせたところ、当キャンペーンは年間を通して開催しているそうですが、実施時期は不定期とのことでした。気になる方は、ホームページにて開催日をチェックしてみましょう。

参考:シュット!インティメイツ ブラジャー回収キャンペーン

処分が難しいブラジャーはリサイクルするのも一つの手!

処分に困るブラジャーですが、ご自分で処分するのが不安な方はリサイクルに出すのも一つの手です!袋の中身を見られずに、リサイクルされて燃料として再利用されるため、安心してエコな活動にも貢献できます。タンスの奥に使わなくなったブラジャーをため込んでいる方は、ぜひブラジャーのリサイクルを利用してみましょう。

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この記事を書いた人

2児の子育て奮闘中の30代ママライター。小さな頃から母親と祖母に、「もったいない教育」をされてきたせいか、物もお金も「もったいない」と思う節約体質になりました。そんな節約体質ならではの情報や、女性、子どもに関連する楽しいお役立ち情報をお届けいたします!

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