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さいたま市でリサイクルやエコを学べる!桜環境センターをご紹介

さいたま市にあるごみ処理施設、桜環境センターでは、エコや環境に関する多くのことを学べます。

ごみ処理の工程を見学できるだけではなく、様々なものを通して3Rの重要性や自然の大切さを学べるのです。

今回は桜環境センターの環境啓発施設で体験できることをご紹介します。

前回のごみ処理の工程をご紹介した記事と合わせて、ぜひご覧ください。

目次

3Rに触れられる環境啓発施設

桜環境センターの管理棟の1階と2階には、環境啓発施設があります。

まず、2階には「3Rマーケット」と「3Rカフェ」があり、多くの人に利用されています。

3Rマーケットを覗いてみると、衣類や家具が並んでいます。

これはどれもリユース品で、さいたま市の方々から不要になった品々を提供いただき、必要な人に使ってもらうためのマーケットなのです。

家具については、リサイクル家具展示販売会と言って、年に4回行われます。

さいたま市民の方から、引っ越しや買い替えで不要になった家具を提供していただき、清掃・補修の後に展示。

そして、入札方式で販売を行っているのです。

エコトピアのスタッフが取材を行った日も、偶然開催中でたくさん並ぶ家具を見させていただきました。

また、3Rマーケットの横には、3Rカフェがあります。

そこでは、落ち着いたカフェスペースの中に、さりげなく3Rを学べるものが散りばめられています。

すごろくや環境に関する図書などもあるので、ゆったりと楽しみながら、3Rに触れられますね。

子供も一緒にリサイクルやエコを学べる


3Rディスカバリーハウスではゲーム感覚で3Rを学べる。

環境啓発施設の1階には「3Rディスカバリーハウス」があります。

ここは、遊びながら3Rを学べる、ということがコンセプトなので、お子さんと一緒に楽しめることが特徴です。

3Rディスカバリーハウスは、家庭を模した空間が広がっていて、3Rに関する情報やエコアイディアをゲーム感覚で学べます。

その内容とは、エコアイディアがありそうなポイントをスコープでかざすと、クイズが出題される、というもの。

クイズでは「もののケ(付喪神のように生活で使われるものに宿ったキャラクター)」がごみにならないように隠れていて、正解すればもののケを助け出すことができます。


スマートフォンが内蔵されたスコープを使ってクイズに参加。

クイズに正解してもしなくても、7つもののケを見つけ出せれば、ゴール地点で見つけたもののケと一緒に記念撮影ができます。

スコープを返すとき、参加賞として、もののケの缶バッチかシールがもらえるのも嬉しいですね。


ゴール地点では「もののケ」と一緒に記念撮影ができます。

他にも、3Dガイドシミュレーターが設置されていて、これは桜環境センターの内部をモニターで解説してくれる、というもの。

3Dガイドシミュレーターの操作はゲームのコントローラーのようなものを使うため、お子さんが興味を持つきっかけになるかもしれませんね。

様々なエコ・環境イベント


取材時には「くらしのエコで防災展」が大きく告知されていました。

環境啓発施設の中には「さくらスクエア」と呼ばれるオープンスペースがあります。

こちらは環境団体などが使用許可を得て、打ち合わせやミーティングの他にも、様々な活動のために利用できます。

エコトピアのスタッフが取材を行った日には、9月6日から29日にかけて開催された「くらしのエコで防災展」の準備中でした。


バスタオルで簡単に作れる防災頭巾の説明。

バスタオルで簡単に防災頭巾を作る方法や、段ボールで作る椅子、新聞紙で作るスリッパなどが紹介されています。

椅子やスリッパは役に立ちますが、防災時にはなかなか用意できません。

それを避難中も手に入りやすい素材を使って作る方法が紹介されているので、万が一のときは役立つに違いないでしょう。

他にも、桜環境センターでは様々なエコや環境に関するイベントが行われます。

大規模なものでは、毎年11月に開催される「桜エコ・フェスタ」があります。

2018年は約30もの市民団体や授産施設と一緒に、大変な盛り上がりを見せたようです。

気になるものがあれば、ぜひ桜環境センターの環境啓発施設アクトセンターまで問い合わせてみてください。

参考:桜環境センター 環境啓発施設

つながりを強めエコの大切さを広める

このように桜環境センターでは3Rや環境に関する学びや、イベントを体験できます。

また、イベントについては、他の団体と協力して、つながりを強めることで、さらに様々な角度から啓発できるように心がけているようです。

さいたま市周辺にお住まいで、リサイクルやエコに関心がある、子供にも3Rを知ってほしい、と考えている方は、ぜひ桜環境センターを訪れてみてください。

きっと、新しい発見があること間違いありません。

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