株式会社浜屋は日々、多くの不用品を買取、リユース品として海外に輸出しています。
持ち込まれる品物の中には、ちょっと驚くものや珍しいものもありますが、今回ご紹介するのはクールなロボットフィギュア。
どうやらアニメに登場したロボットのようですが…。
意外なリユース品、ロボットフィギュアをご紹介します。
謎のロボットフィギュアがやってきた
ある日、浜屋に持ち込まれた不用品の中に、何だか重厚かつ力強い雰囲気のロボットフィギュアが持ち込まれました。
この造形、控え目に言っても…カッコイイ!
メカメカしく重々しい見た目は、巨大ロボットらしいリアリティを感じます。
多関節と思われる腕は、様々な状況にも対応しそうですね。
脚部はキャタピラなので、足場の悪いところも、ぐんぐん進めそうです。
でもロボットと言ったら、やはりガン〇ムのような、二足歩行の方がロマン溢れるような、と思ったら…。
立ったーーー!
二足歩行も可能なロボットのようです。リアルでカッコイイ見た目だけでなく、可動域も広そうなので、本当にクオリティの高いフィギュアなのでしょう。
しかし、このロボットは何者なのでしょうか。乗り物と融合したような見た目は、トラン〇フォーマーかな?と思ってしまいますが、どうやら別物のようです…。
正体はゲッターロボ?どんなアニメなのか調査!
このロボットの正体を知るべく、エコトピア編集部はフィギュアの写真を某アニメ好きなライターさんに見てもらうことに。
すると、こんな回答が。
「これは…ゲッターロボじゃないですか! ゲッター3ですよ! 私も世代ではないのですが、知名度は高いので知ってますよ! 常識レベルですからね。え? 知らない? ゲッターは変形合体のロボットものとしては元祖とも言える存在で、くぁwせdrftgyふじこlp(以下略)」
このような興奮気味の説明では、理解できないところがあったので、エコトピア編集部の方でゲッターロボについて調べてみました。
ゲッターロボは、マジンガーZやデビルマンで知られる、永井豪と石川賢原作のロボットアニメで、1974年から1975年にかけて放送されていました。
アニメのタイトルでもあるゲッターロボは、主人公たちが搭乗する主役ロボでもあります。三人の操縦者によって、ゲットマシンという三機の飛行機のような乗り物が合体、さらに変形することで、空中戦、地上・地中戦、海中戦を繰り広げます。
日本には合体、変形して戦う巨大ロボットアニメはたくさんありますが、ゲッターロボはその元祖に位置付けられています。
また、以前からヒットしていたマジンガーZの「ロボット要素」と、同じく以前からヒットしていた仮面ライダーの「変身要素」を組み合わせ、新たなヒーローを作る、というコンセプトでゲッターロボは誕生しました。
どうやら、日本の合体変形ロボの歴史は、ゲッターから始まった、と言ってもいいのかもしれないですね!
重量戦と水中活動が得意なゲッター3
そして、例のフィギュアですが…ゲッターロボの変形態の一つである、ゲッター3のようです。
メインロボットであるゲッター1は空中戦、ゲッター2が地上・地中戦、そして我らがゲッター3は海中戦が得意なんだとか!(海中戦ってちょっと地味な気も…)
あの長い腕は伸縮自在という設定があるようで、脚部がキャタピラになっているのは、不整地や水中など歩行の難しい場所で戦うことを想定されているようです。
キャタピラで動くロボットは、何となくスピードが遅い印象ですが、時速200kmで走ることもできる(ちなみに高速移動が得意なゲッター2は最大速度マッハ3)とは…凄いぞ、ゲッター3!
そして、気になるのは必殺技ですよね。ゲッター3の必殺技…それは「大雪山おろし」という、相手を掴んでから回転して投げ飛ばす…柔道技なのです!
あれ? ロボットなのに投げ技が必殺技なの? 〇〇ビームとか〇〇ソードじゃないんだ…。地味だぞ、我らがゲッター3…。でも、何となく男気があってカッコイイ気がするので、エコトピアは永遠のゲッター3派です!
ちなみに、こちらのゲッター3のフィギュアは、アニメに出ているものとは、少し見た目が異なるようです。
それもそのはず、このフィギュアは人気の原型師・デザイナーとして活躍した、佐藤[ロボ師]拓 氏によって、デザインがアレンジされているからです。
そのため、こちらのフィギュアは人気があり、手に入りにくいレアもののようです。
そんなレアな品物と出会えるのも、リユース品の良いところですね。
フィギュアも不用と感じたらリユースしよう!
リユース品の中には、誰かが不用と判断したものでも、高い価値があるものも少なくありません。
それはフィギュアだけでなく、家電や家具にも同じことが言えます。
そのため、フィギュアや家電、家具を捨ててしまう予定があったら、その前にリユースを検討してみてください。
リユースすることで、品物は再び価値あるものとして蘇り、地球の資源が無駄になることも防げます。
もし、不用品に関するお悩みがあれば、ぜひ浜屋までご相談ください。その品物に新たな価値を付け、新たな持ち主に送り届けるお手伝いをいたします。
ゲッター1、ゲッター2のフィギュアも大歓迎です!
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