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環境ボランティアにチャレンジするなら!探し方やメリットとは?

「環境問題を解決するために、環境ボランティアを始めたい!」「でもどうやって探せばいいのかわからない」。そんなことを思ってはいませんか?環境ボランティアの種類は幅広いので、その中から自分に合った活動を探し出すのは大変ですよね。

そこで今回は、環境ボランティアの種類やおすすめの探し方について見ていきましょう!あなたに合った環境ボランティアを見つけるヒントになるかもしれません。

目次

環境ボランティアには地域のゴミ拾いから地球規模の活動までさまざまな種類がある

環境ボランティアといっても、ゴミ拾いから、地球温暖化防止のための活動など、種類や規模もさまざまです。ここでは、大まかに6つの種類に分けて解説していきます!

生物の多様性保護をテーマにしたボランティア

環境ボランティアには、環境破壊によって減少している、植物や生き物の個体数を調査・保護する活動があります。生物の多様性を保護するための活動は、生物の棲家となる雑木林・草原・湿地などの環境を整えたり、街の花壇の手入れをしたりと、大小さまざまです。

地球温暖化防止をテーマにしたボランティア

地球温暖化防止を目的として、森林を増やす活動や、セミナーなどのイベントの企画・運営をするボランティア活動があります。このボランティアは実際に体を動かす活動の他にも、自治体ごとの地球温暖化防止の取り組みを調査するために、アンケートの実施・集計・分析などといった事務的な仕事もあります。

ゴミ・3Rをテーマにしたボランティア

ゴミ・3Rをテーマにしたボランティアは、自分の住む地域や、公園のゴミ拾いなど、身近で始めやすい活動が多いようです。また、3R(リサイクル・リユース・リデュース)をテーマにしたイベント活動で、ゴミ削減に貢献したり、正しいゴミの分別方法を教えたりする活動などもあります。

自然災害復興のボランティア

東日本大震災をはじめとする、各地の自然災害によって被害を受けた地域を復興する、自然災害復興のボランティアもあります。被害を受けた農村の復興や、家屋のゴミ回収、豪雪地帯の雪下ろしなども環境ボランティアの一つです。

環境教育のボランティア

環境教育のボランティアとは、環境問題に関して興味や関心を持ってもらったり、環境保全のための知識をつける教育をしたりするボランティアです。「今の生活が当たり前」と思う視点を変えるきっかけ作りのために、イベントを企画・運営します。

国際協力のボランティア

国際協力のボランティアは、地球規模で起きている環境問題を、国境を越えて支援する活動です。世界各地の森林の手入れ、緑化、動植物の保護の他に、日本に居ながら海外のボランティアを支える、事務ボランティアなどもあります。

環境ボランティアの探し方には6つのStepがある

大まかに分けても6種類もある環境ボランティアの中から、どのように自分に合った活動を探したらよいのでしょうか。ここでは、環境ボランティアの探し方を6つのStepでご紹介します!

Step1: まずは自分の得意分野を洗い出してみる

ボランティアは、無償の活動が多いものです。長く楽しく続けるためには、自分の得意分野が活かせるボランティアをおすすめします。まずは、体を動かすのが得意、子供が好き、事務作業が好き、イラストやデザインが得意、Webサイトが作れる、文章が得意、翻訳や通訳ができるなど、好きや得意を洗い出してみましょう。

Step2: 活動できる時間帯や頻度を決める

ボランティアに割ける時間の長さや頻度は、人それぞれです。ボランティアの募集を探す前に、活動できる時間帯や頻度を決めておきましょう。あらかじめ決めておくことで、自分が無理なく活動できるボランティアが絞られ、選びやすくなります。

Step3: 環境センターやボランティアセンター・インターネットで募集を探す

自分の好みや、活動頻度が決まったら、相談窓口やインターネットを活用して、環境ボランティアの募集を探してみましょう。以下が、代表的な窓口やサイトの例です。

ボランティア相談窓口

ボランティア相談窓口として、まず挙げられるのが、東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)です。
東京ボランティア・市民活動センター(TVAC)は、都内のボランティアやNPOなどについて、相談できる団体です。以下の「ボラ市民ウェブ」では、活動テーマ・分野・活動日・キーワードなどから、自分に合ったボランティアを探せます。

ボラ市民ウェブはこちら→https://www.tvac.or.jp

ボランティア情報サイト

ボランティア情報サイトである、Yahoo!ボランティアは、日本最大級のポータルサイトを運営する、ヤフー株式会社による、ボランティア検索サイト。全国のボランティア団体や、セミナーなどを検索できるサイトです。

Yahoo!ボランティアはこちら→https://volunteer.yahoo.co.jp

海外のボランティア情報サイト

海外のボランティア情報サイトを探すなら、バンザイ・インターナショナルです。バンザイ・インターナショナルは、海外のワーキングホリデーや、ボランティアを検索できるサイトです。外国語を得意とする人でしたら、海外のボランティアも視野に入れてみるのもいいかもしれません。

バンザイ・インターナショナルはこちら→http://www.banzai.to

Step4: 活動前にセミナーやイベントに参加してみる

興味のあるボランティアの募集が見つかったら、そのボランティアのセミナーや説明会などに参加してみましょう。募集要項だけではわからない、具体的な活動内容や、活動の雰囲気も掴めるので安心です。このときに、以下のような内容もチェックしておきましょう。

  • 参加費用の有無
  • 事前に用意するもの
  • 活動内容が自分の体力や活動可能頻度に合ったものであるか

Step5: 活動団体に参加の意思を伝える

ボランティア団体は忙しいので、電話でお問い合わせする場合は、不明点を整理しておき、手短に伝えることが大切です。事務所がない場合の連絡先は、個人宅の電話番号である可能性もあるので、早朝や深夜の連絡は避けましょう。

Step6: 実際に活動してみる

自分に合った活動内容の環境ボランティアを見つけたら、実際に活動してみましょう。初めてボランティアに参加する方のために、守っておきたい3つのルールを紹介します!

わからないことを自己判断しない

初めてのボランティアは、わからないことが多いものです。決して自己判断で行動せず、先輩に聞きながら行動しましょう。

できないことを無理に引き受けない

活動内容によっては、自分にはできないと思うこともあると思います。決して無理をせず、できないことはハッキリと「できない」と意思表示することが大切です。

時間と約束は厳守する

事前にしっかりと準備をして、綿密なスケジュールを組んで活動している可能性があるため、時間や約束は必ず守りましょう。

環境ボランティアの体験談から見るメリット&デメリット

環境ボランティアは、清掃や緑化活動、生物の保護、被災者支援など、さまざまな種類があり、規模も異なります。ですが、体験者の方々が口にする「環境ボランティアのメリットやデメリット」には、共通点があるようです。

ここでは、環境ボランティアの体験談から見えてきた、メリットやデメリットをご紹介します!

環境ボランティアのメリット

まずは、環境ボランティアのメリットについて、ご紹介します。

メリット1: さまざまな人から感謝される

報酬なしで活動していることから、さまざまな人に感謝されることが多いようです。活動後に地域の方から、「ありがとう」「ご苦労様」と言われることで充実感が得られ、気持ちがスッキリするという声があります。

メリット2: 活動を通して学べて成長もできる

活動内容によっては、普段知り得なかった情報に触れられ、考え方も学べます。また、今まで経験がなかったことに挑戦することで、スキルアップや人間的な成長もできるようです。海外の環境ボランティアでは、日本を違った視点から見られるようになり、自分がいかに恵まれているかを実感できたという方もいます。

メリット3: 仲間作りができる

活動を通して、さまざまな経験をしてきた方と仲間になれます。普段の生活では知り合うことが難しい年齢層や、職種の方と知り合えるため、社会に対する視野が広がるようです。中には、孫のような年齢の方と仲間になり、新しい価値観を得た方もいらっしゃいます。

環境ボランティアのデメリット

環境ボランティアのデメリットについて、ご紹介します。

デメリット1: 参加費や交通費などの出費がある

ボランティアを始める時点で、報酬がないことは重々承知だと思います。しかし、参加費や交通費などの出費があることから、続けることが難しくなる方もいるようです。

デメリット2: 活動に体力・精神力と多くの時間を要する場合がある

活動中には体力を要し、精神的に辛い場面もあるようです。そのため、自主的に行動したいと思う方には向いていますが、言われたことをこなしたい方には不向きかもしれません。

また、仕事をしている方は、休日をボランティアに充てる方が多いようです。活動が一日中かかる場合は、休日がボランティアで埋まってしまうため、プライベートの時間が少なくなるデメリットもあります。

自分の好きなことを活かせる環境ボランティアから始めよう!

環境ボランティアに限らず、ボランティアは自主的に行う活動です。楽しいこともある反面、体力・気持ち・時間的に辛いと感じることもあるかもしれません。そんなときでも続けていくためのポイントは、活動内容が「好きなこと・得意なこと」であるかどうかです。

好きだから、得意だから続けていきたいと思える活動こそ、長く続けていけるのではないでしょうか。まずは自分の好き・得意を洗い出し、それを活かせる環境ボランティアから始めてみませんか?きっとあなたの力を必要としている活動があるはずです!

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