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【昆虫食 入門】コオロギ由来のプロテインバーを実食レビュー!

※今回は昆虫食について触れています。youtubeのサムネイルで虫の画像が出てきますので、苦手な方は注意してお読みください。

みなさん!筋トレしていますか!!

僕の記事を読んでくれているみなさんは当然知っていると思いますが、筋肉をつけるために必要なのはトレーニングだけではありません。
それと同等、もしくはそれ以上に大切なのは「食トレ」です。

(↓本番環境ではhttps://ecotopia.earth/article-1114/)
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以前にも記事で書いた通り、筋肉をつけるために、食事はかなり重要なファクターです。

人間の体を筋肉製造工場に例えるとすると、トレーニングは筋肉を肥大させるための指示、食事は筋肉を作る材料を供給するようなものです。

他の記事でも紹介されていますが、筋肉を鍛えるものたちの中には「強化したい部位を食べる」という習慣を行なっている人たちもいます。

牛のようなバルク(筋肉の大きさ)を手に入れたければ牛肉を、馬のような強靭な足を手に入れたければ馬肉を、鳥のように絞られた無駄のない筋肉を手に入れたければ鶏肉を。

(↓本番環境ではhttps://ecotopia.earth/article-2578/)

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では、体重比で見たときに圧倒的パフォーマンスを誇る体を手に入れたければ?

そう、昆虫です。

今回は、最強の筋肉を得られる昆虫食の中でも、入門となるコオロギ由来のプロテインバー「BUGMO CRICKET BAR」をご紹介します。

目次

昆虫食でリオックを目指そう!

最近は漫画やネットの影響で若干市民権を得てきている情報ですが、昆虫が人間サイズになると最強の生物へと姿を変えます。

時速945kmで移動したり、自分の体重の300倍を引きずったり、3トンのパワーを0.05秒で振り下ろしたりと、昆虫界は色々とおかしなことになっています。

正確には、昆虫が人間サイズまで大きくなった場合、自重で潰れてしまうことから、このようなパフォーマンスは到底発揮できないとは言われています。しかし、体の大きさとは見合わないようなパワーを発揮できるとは、なんとも夢のあるお話ではありませんか!

とりわけ、その中でも圧倒的存在感を放つ昆虫。

それが…バケモノコオロギリオックです。

リオックはキリギリス亜目に属するいわゆるコオロギなのですが、とんでもないサイズであることから、現地インドネシアでは「インドネシアの悪霊」と言うヒールな名前で呼ばれちゃってる化け物コオロギなのです。

昆虫同士を戦わせ世界一位を競うイベント「世界最強昆虫決定戦」でも一方的に相手を貪る姿は圧倒的存在感を誇っています。

見てください。この隆々たる筋肉、そして猛々しい身体。。。

果たして、この生物は本当に昆虫なのでしょうか?人間の指くらいなら軽く切断できそうです。

そしてリオックそのものではありませんが、同じキリギリス亜目のコオロギを使用して製造された製品が「BUGMO CRICKET BAR」です。

昆虫食の入門!コオロギ由来の「BUGMO CRICKET BAR」とは?

「BUGMO CRICKET BAR」は株式会社BugMoさんが製造・販売する、コオロギの粉末を元に製造されたチョコバーです。
コオロギといっても、きちんと品質管理されて養殖された食用コオロギですので、その辺の野生のコオロギを使用している訳ではないのでご安心を。

この会社のHPでは、CEOとCOOの紹介に好きな食べ物が「コオロギのナチョス」とか「タガメのラビオリ」って書いてありますよ。エコトレーニーとしては完全に一歩先に行かれた感じがしますね。。。

BugMoさんの思想・理念についてはこちらのYouTube動画で詳しく述べられていますので、是非ご覧ください!(公式HPに同じ動画があります)

意識の高さに驚きを隠せません。。。まさにSDGs!!

「BUGMO CRICKET BAR」は、コオロギの粉末から生成したチョコバーで、プロテインは製品量22gに対して5g配合されています。

製品1本に対してコオロギは25匹分配合されており、チョコ味と抹茶味の2種類があります。

このサイズでタンパク質含有量は5gですので、市販のプロテインバーと比べると特別多いわけではないですね。

しかし、市販のプロテインバーと異なるのは、オメガ3やビタミンB12、キチン質など人間の体に必要な成分が多種含まれています。

そして何より、タンパク質が「動物由来(正確には昆虫ですが)」であること。

タンパク質も色々とありまして、代表的な肉や魚に含まれるのが「動物性タンパク質」、大豆に含まれるのは「植物性タンパク質」、そして我々トレーニーが最も口にするだろうプロテインパウダーは、牛乳に含まれる「乳性タンパク質」になります。早い話が、何が元になっているタンパク質なのかということですね。

冒頭の「強化したい部位を食べる」という発想ですが、これはつまり「DNAの近いタンパク質を摂取したほうが、筋肉の合成率が高い」と私は解釈しています。
例えば、植物性よりも、乳性。乳性よりも動物性といった感じです。昆虫は肉には及ばないものの、DNAはかなりそれに近い食材なのではないでしょうか。

地球環境のために肉ではなく昆虫食が見直されている今、エコトレーニーとしてこれを食べないわけにはいきません。

早速編集長に稟議を通し、「BUGMO CRICKET BAR(チョコ味)」を注文します。
※本当はBugMoさんの動画の中でも紹介されているプロテインバーを食べたかったのですが、現在ショップでは販売されておらず購入が難しそうなので、購入が可能なこちらの商品にしました。

BugMo クリケットバーが到着

到着しました。これが「BUGMO CRICKET BAR(チョコ味)」です!!

早速食べたいところですが、色々とディティールを見ていきましょう。

「BUGMO CRICKET BAR」の成分


画像クリックで拡大できます

コオロギパウダーが入っています。ってかコスパ最強タンパク質の「卵白」が既に入っているではないですか。この卵白もタンパク質含有量の増加にかなり貢献していそうです。

見た目からはコオロギ色?


色は結構黒めで、本体には照りが確認できます。

まぁ、元はコオロギですからね。そりゃコオロギの色をしていますよね。

ところどころに穀物や色々なナッツ類が見えます。

かなりよーく観察してみましたが、虫の触覚的なものや脚的なものは全く確認できませんのでご安心ください。

手触りは結構ベタベタしています。チョコバーというより和菓子の羊羹に近い感じです。

コオロギのパールブラックのボディのイメージを払拭し、光沢のあるダークチョコレートだと思えばかなり美味しそうに見えてきます。

コオロギの匂いは…?

かなり香ばしい感じですね。

全然臭いという感じではないのですが、コオロギをイメージしながらこの匂いを嗅ぐと不快に思われる方も中に入るかもしれませんね。

(心の声: あれ?昔家で飼っていたコオロギってこんな感じの匂いだっけ?あれ?あれ?)

公式サイトのレビューに書いてあったのですが、若干期間を置くと、この匂いがなくなるようです。

コオロギ由来のプロテインバーを実食

お待ちかねの編集部みんなで仲良く実食タイムです。

週1回行われているミーティングでみなさんにお配りして、半ば強引に食べていただきました。

ライターS氏「う〜ん。。。不味くはないですけど、美味しくもない。好んで食べるかと言われれば…食べないですかね…」

ふむ。あまり好評ではなさそう。

世紀末に食料がこれしかなくなったら食べるというレベルでしょうか。

エンジニアM氏「僕は普通に食べられますね。まぁ美味しいかどうかは微妙ですけど、友達の家に行って、これ出されたら永遠に食えます。」

無難な感じですね。

可もなく不可もなく、口寂しければ食べると言った感じ。

ディレクターT氏「あんまり味は好きじゃないですね……あと食感がネチャッとしていて微妙です。」

普通に好きじゃない判定です。

確かに手触りは結構ベタベタしていたので、食感も微妙な模様・・・?

そして微妙な評価の中、私もパクリ…

エコトレーニー・マスオ「…」

エコトレーニー・マスオ「…」

エコトレーニー・マスオ「…」

エコトレーニー・マスオ「うめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

みなさん微妙な反応しましたけどね。いやいや、普通に美味しいです。

控えめの甘さのココア味に、ナッツとレーズンのアクセントが効いている。

コオロギの味は全然しない。

つーか、勿論コオロギを食べたことないからコオロギの味かどうかわかりません。

食感はかなりねっとりとしています。

ねっとり感はスニッカーズみたいな感じですね。でもあそこまで歯に吸い付いてくる感じはないです。僕はアメリカンなチョコバーが大好物なので、この食感は全然OKでした。

甘さはかなり抑えられています。

最初は若干の苦味と、少し酸味が感じられます。レーズンとココアパウダーによるものでしょう。

そのあとに、徐々に控えめでナチュラルな甘さが出てきます。オレンジピールのようにほろ苦く甘酸っぱい感じです。

白いお砂糖の感じは一切せず、果実由来の健康的な甘さ。カロリーメイトのフルーツ味が好きな人は多分好きです。

食べ続けると評価が変わる・・・?

個人的には大満足でしたが、総合評価的には好きなのは自分だけかぁ…と落胆していると。。。

エンジニアM氏「ん…あれ?美味しく感じてきた。。。」

エンジニアM氏「いや、美味しいっすよこれ。普通に好きですね。

どうやら少し慣れてくると洗脳されて美味しく感じるようです。

そういえば、このエンジニアのM氏。

僕がしつこくジムに勧誘していたら入会してくれて、一時期ではありますが、かなりトレーニングにはまっていました。今でこそトレーニングから少し離れているのですが。

しかし、僕はこの結果からピンときました。

なにかしらのトレーニングの経験がある人はコオロギプロテインが「美味しい」と感じる傾向にある

もう体が求めちゃっているんですね。

ライターのS氏もアブローラー(通称、腹筋ローラー)をやっているって言ってたので、多分不味く感じなかったんですね。もしアブローラーをやっていなかったら、普通にまずいって言っていたかもしれません。
きっとアブローラーだけでなく、+腕立てくらいやっとけば「あ〜普通にありですね!」くらいになっていましたね。

「BUGMO CRICKET BAR」の総評

という訳で、エコトピア編集部での評価は

  • 美味しい→2票
  • 可もなく不可もなく→1票
  • あまり好きじゃない→1票

という結果になりました。

賛否両論ありますが、不味いという評価はなかったので、どんな方でも全然食べられる味だと思います。

ただ、22gが6本入りで、1,800円しますので、コストパフォーマンスが高いかと言われると、そこまで高い訳ではなく、むしろ普通のプロテインバーより割高です。

コオロギだけでなく、ナッツや色々な体に良いものがたくさん入っているというのも、理由の一つだとは思いますが、多分小ロット生産なので今はこの価格なのでしょう。

もっと昆虫食が普及して生産ロットが上がれば、むしろ割安になるのではないかと思います。

昆虫食がこれだけ話題になっていますから、興味がある方は是非一度試されてみては如何でしょうか。

昆虫食到来の未来は、すぐそこまできていますよ!

そういえば我らが長であると共に、一流トレーニーである、K部長にもこのBUGMO CRICKET BARを食べていただいたところ…


パク…モグモグ(両手でパクつくK部長)


いやぁ、なかなか美味しいですね!

代謝が早すぎて食べた瞬間リオックになっているぅぅ〜!!!

BUGMO CRICKET BAR、美味しいですよ!

参考:株式会社BugMo プロダクトページ

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この記事を書いた人

いつものようにジムで筋トレしていると、ふと「このジムで生産されている運動量をエネルギーに変換できたら凄いエコになるのではないか?」と頭をよぎったことから、神の啓示であることを確信し、フィットネスがエコロジーに貢献できる可能性を探求し続けています。
海洋汚染を止め、上質なフィッシュオイルを全人類が摂取できるようになるのが私の使命です。

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